
部屋ポタ No.01部屋ポタとは部屋巡り×ポタリング、つまり自転車でぶらぶらと散策しながら不動産物件を巡ること。いつもの「部屋探し日記」のスペシャルバージョンだとご理解いただきたい。
さて、第一回目となる今回の部屋ポタは福岡市中央区浄水通り周辺の街並みと賃貸住宅を紹介します。
浄水通りといえば福岡の代表的な素敵ストリート。
福岡市にお住まいの皆さんはご存知だと思うが、県外からご覧いただいている方のためにまずは簡単なマメ知識を。
浄水通りエリアマップ(クリックで拡大)
この通りは福岡市の中心地、天神から南西の方向に直線距離で約1km、城南線の薬院大通駅前交差点から始まり福岡市動植物園へと抜ける緩やかな坂となった並木道のことである。
現在、植物園のある場所が以前は福岡市で初の浄水設備となる平尾浄水場だったことがこの通りの名の由来である。
周辺には大人びたレストランや洋菓子店、センスの良い雑貨店、そしてチャペルなどが点在し、天神や博多の街からタクシーで1000円程度のエリアなのに緑濃い環境である。
さあ、ここからが今回の部屋ポタ「浄水通り編」の本編。
地下鉄七隈線 薬院大通駅2番出入口近くの薬院大通駅前交差点から浄水通りは始まる。
喧騒の城南線からこの通りへ足を踏み入れたとたんに雰囲気ががらりと変わる。
空がすかっと広くなり、緑が顔を出し始める。
車のクラクションや排気ガスなどに背を向けてゆっくりと自転車をこぎはじめる。
九電記念体育館の真向かいにある浄水通り公園。
公園の奥に見えるのが浄水ハイツ。浄水通りに良く似合う気品漂うクラシックな分譲マンションである。
こちらの一室が最近、賃貸として募集開始となった。
南向きのバルコニーから公園の緑、浄水通り、そして平尾の落ち着いた街並を一望できる2LDK。
最新の募集記事はこちらから。
そしてこの少し先から緩やかな坂道が始まる。
自転車のギアを軽めにチェンジ。
浄水通り交差点付近。
交差点の名の通りこのあたりが浄水通りのメインとなる。
有名なチョコレート専門店や洋菓子店が並ぶ。
浄水通り交差点を動植物園方面に向かって左に折れるとすぐ左手にこのマンションがあらわれる。
CRG APEX JOSUI
外国人デザイナーによるゴージャス系リノベーションマンション。
2LDK+22帖のロフトというリッチな間取りでその面積117平米の圧巻サイズ。
緑の浄水エリアにモダンなデザインが映える。
こちらは準備ができしだい「SELECT ROOM」に募集記事をアップする予定。
このマンションの横を抜ける小路。
浄水通り周辺にはこのように緩やかなカーブを描く、また軽いアップダウンのある美しい小路が緑の中を網の目のように抜けている。
いたるところが散策コース。路地や坂道好きにはたまらないエリアといえる。
まっすぐではなく右へ左へと曲がっては視界から逃げるように消えていく小路には、ついついその先を覗いてみたくなる不思議な魅力あり・・・と感じるのは私だけ?
松風園の周辺小路
博多区中洲にあった百貨店・福岡玉屋のオーナーだった田中邸宅跡。
福岡市が引継ぎ、装いを新たにして今年の7月1日に開園した有料公園施設/面積約700坪。
茶室「松風庵」や純和風の邸宅、木立の配された美しい日本庭園がある。
福岡市中央区平尾3丁目28番/松風園 管理事務所 TEL 092-524-8264
浄水通りの交差点に戻り、再び福岡市動植物園(南公園)方面へと坂を上る。
汗ばむ額にひんやりとした秋風が心地よい。
福岡市動物園と植物園
浄水通りの入口、薬院大通駅前交差点からは約1kmの距離。
福岡市の中心地にありながら自然豊かでその丘陵を活かした園内。
全国に誇れる動植物園だと思う。
なになにと案内板を見るうちに、この門の向こうでキリンやライオンが餌を食べたり寝そべったりしているのだということが突然実感されて、受付の女性とも何故か何度も目が合ったりして、そのまま思わず「一人動物園」を人生で初めて経験しそうになったのだが、もちろんそれはこらえた。
仕事仕事、今日は仕事だから。
ちなみに戦前、動物園は東公園にあって、当地に移転したのは戦後のことである。
西鉄バス動物園前停の時刻表。
天神へも博多駅へもバス一本で行ける。そしてその本数も意外と多い。
動植物園のすぐ近くにあるシャトレ南公園。
こちらも(7)と同様に気品漂うクラシックマンション。
ぱっと見ジミで普通のビルだが、よく見ると中廊下の窓や物件名を表示するフォントなどのパーツパーツにレトロ物件特有の愛らしさがある。
エントランスに付帯した渋いラウンジ。
少し暗めでしんとしていて時が止まったかのような空間。
一見、動いていないような大きな古時計が、突然思い出したようにボーンと時刻を告げる場面に出くわした時などは、何だか畏れ多くて思わず手をあわせて拝みたくなる。
そして、オーナーの建物に対する愛情がひしひしと感じられる行き届いた管理状態。いつ行っても廊下などの共用部分は古いながらも磨き上げられた清潔感がある。
最新の募集記事はこちらから。
ここから浄水通りを折り返して坂を下る。
再び浄水通りの交差点に戻ると、先ほどの(10)から(13)までのエリアとは反対側の御所ヶ谷方面へと左折する。
すると落ち着いた雰囲気の物件「浄水コスモスハイツ」がすぐ右手に見える。
浄水緑地のほぼ正面に位置するファミリーマンションである。
住所は「福岡市中央区浄水通13番地」
福岡市の住所は一般的に福岡市中央区天神3-2-1のようなパターンになるのがほとんどだが当エリアにはこのような美しい昔ながらの住所が残っている。
浄水通13番地・・・古き良き時代の歌謡曲=懐メロのタイトルのようだ。
ちなみに先ほどのシャトレ南公園の住所は福岡市中央区平尾浄水町48番地である。
他にも御所ヶ谷○番地、古小烏○番地、平丘町○番地など、もし、いればの話だが番地マニアにはお宝いっぱいのエリアである。
あくまでも、いればの話だが・・・はい、すいません。ここにいました。そのようなものが。
最新の募集記事はこちらから。
(17)の前を進むとカトリック系の私立女子校、福岡雙葉学園やカトリック 浄水通教会のある御所ヶ谷となる。
そして御所ヶ谷といえばここ、
「チャペルサイドアパートメント」
完成当時は教会関係の外国人居住者や上場企業の重役クラスが住んでいたという福岡のヴィンテージマンションである。
緑あふれるロケーションにこの風格のあるたたずまい・・・ため息が出るほどの存在感である。
最新の募集記事はこちらから。
福與(フクヨ)ビル
チャペルサイドアパートメントよりもさらに築年数の経つ賃貸住宅。
味のあるレトロマンション。
バルコニーから御所ヶ谷の爽やかな緑を一望できる。
過去の募集記事はこちらから。
福岡城南教会よりも更に坂を上ったところ、御所ヶ谷でも奥の方にあるのが、ファミリオン御所。ここの坂はきつめなので、自転車は押していく。
表からはバルコニーが見えないし、通路も中廊下で、落ちつき払った外観、そして緑の木立に囲まれてひっそりとたたずむその様子は、企業の保養所(それもちょっと高級感のあるやつ)のように見えるマンションだ。
そしてファミリオン御所のすぐ裏にある金刀比羅神社(27)の横から南公園へと抜ける小路(28)がある。
ここからは林道のような道になるので自転車は邪魔にならないように駐輪し、徒歩となる。
天神から直線距離でわずか2km程のところなのにそこは公園というよりまるで森である。
いや、まるでではなくこれは本物の森だ。
足元からは虫の声、木々の近くや遠くからは野鳥のさえずりが絶え間なく聞こえる緑のトンネルをしばし登る。ちょっとしたトレッキング。
誰かがばら撒いたんじゃないかと思うくらいに無数のドングリが転がっていた。
頂上付近に展望台らしきスペースがあるものの鬱蒼とした木々にさえぎられて残念ながら眺望はゼロ。
でも、緑に切り取られた青い空のした野鳥のさえずりを聞きながらのんびりと過ごすことが出来る。
月並みな表現だけどこれぞ都会のオアシス。
ここから桜坂方面へと下っていく途中にドングリハウスが建っている。
でも今回は「浄水通り編」だからここでおしまい。
時計を見ると3時間ちょっとぶらぶらしたことになる。
アップダウンの多いエリアなので結構良い運動になった。
弁当持参だったらもっとゆっくりと楽しめたのだが・・・
いや、弁当持参だったら今頃はきっと動物園の中に違いない。
サル山あたりでふと我に返り、やってもうたと、ひとりごちていたのだと思う。
紹介した物件情報については準備が出来次第、随時アップしていきます。
それと、素敵な店情報もまたの機会に紹介したいと考えています。
- ひかり生活デザイン 春口 -
Date: 2007/11/06 | Permalink

あの部屋はいま・・・
No.07「チャペルに...
08/07/07
あの部屋はいま・・・
No.06「こんな白ね...
08/04/04
あの部屋はいま・・・
No.05「街のどこか...
08/02/01
あの部屋はいま・・・
No.04「ゆったり、...
08/01/04
部屋ポタ
No.01「浄水通り編...
07/11/06
あの部屋はいま・・・
No.03「コーヒー、...
07/10/15
あの部屋はいま・・・
No.02「なかよし、...
07/09/24
あの部屋はいま・・・
No.01「ここから福..
07/09/17
あの部屋はいま・・・
PROLOGUE
07/09/17